BeagleBox2010年05月26日

BeagleBoardをむき出しのまま使うのは怖いので、ケースに入れました。名づけて「BeagleBox」。(ひねり無し)

近くの100円ショップ、Can-Doに良さそうな透明の蓋付きケースが売ってたので、その中へ入れて、コネクタ部分をドリルで穴を開けた後でヤスリました。ただ、Beagleに比べてケースが若干大きめなので、Beagleに挿すケーブルのコネクタごと入る大きさの穴を開けねばならず、ちょっと格好悪くなっちゃいました。

ついでに、BeagleBoxに周辺機器を接続した写真も載せておきます。

右上の白い物体が、アイ・オーデータのUSB-LANアダプタ「ETX3-US2」で、USB HUBを経由してつないでいます。USB HUBはBeagleBoxのOTGポートに接続しています。

Beagle本体およびUSB HUBへは、それぞれACアダプタから給電しています。

miniAオス-miniAオスの接続ケーブルは市販のminiAオス-USBオスケーブル2本をぶったぎって自作しました。同じ色の線同士を接続します(シールド同士も)。そしていろいろな記事でも書かれていますが、片方のコネクタを分解して4番ピン(IDピン)にGNDに接続し、BeagleBoxへはこちらのコネクタを挿します。そうでないとBeagleがホストとして動作しないようです。

ケースは高さがあるので、この後はRS232Cのコネクタや、USBハブも内蔵したいなーと考えています。

BeagleBoard購入しました!2010年05月22日

5/19にDigiKeyで注文したBeagleBoardが、ただいま(5/22 正午)到着しました。アメリカから飛行機でやってきたのに、結構早いね~
現地の運送業者はUPSだったんで、やっぱりヤマトが持ってきました。

想像通りえらく小さいですね。比較のためにiPod touchと並べて撮ってみました。

これから遊びますっ!

iPod touchの充電2010年05月17日

つい最近、iPod touch を買いました。

で、AC-USBアダプタ(USBの5Vを取るためのACアダプタ)を使って充電しようと思ったら、充電できませんでした。

なぜ?

google 先生に聞いたところ、USBのD+端子とD-端子にそれぞれ2.8Vと2.0Vがかかっていないと充電されないとのこと。ならば、AC-USBアダプタとiPodのUSBケーブルの間にアダプタをかませて、そのアダプタでD+、D-に電圧をかけるようにしようと考え、早速秋月へ行って抵抗を買ってきました。

ところが、google先生にもう少しよく聞いてみると、iPodのUSBケーブルに5Vを加えると、D+端子に3Vがでてくるので、D+とD-をショートさせてやるだけでいいらしいです。

というわけで自作のアダプタのiPod側のD+とD-をショートさせ、充電してみたところ、「このアクセサリは充電には対応していません」といったメッセージが表示されました。やっぱりショートさせるだけじゃだめなのかな?と一瞬考えましたが、使用していたAC-USBアダプタのアンペア数を確認したら500mAだったので、1000mAのものに変えたところ、無事充電が始まりました。

でも今日、100円ショップに行ったらiPodの充電アダプタが売っていて、それを使ったら難なく充電できました...あ~あ。

今すぐ使える!H8マイコン基板2010年03月22日

この前、H8SX/1655が乗ったマイコン基板が付録についている「今すぐ使える!H8マイコン基板」(CQ出版社)という本を買ってきました。

以前にも基板が付録についてる本を購入したことがありますが、その時の基板はRS232C経由でプログラムを書き込まねばならず、USB-シリアル変換ケーブルを買うのも「・・・」だったので、最近ではいじることもなくなっていました。今度の基板はUSB経由で書き込みできるので便利です。

で、まずは文字ぐらい表示できなきゃ、ということで以前に秋月で購入してあった定番LCDモジュール「SC1602BS*B」を使って文字を表示させようとしました。

LCDモジュールを使って文字を表示するのは本誌の記事にも載ってたのですが、H8の外部バス空間に接続して使用するやり方で、レベルシフタを使用して3.3V→5V変換を行うものでした。

私も最初は記事通りにやろうと思ってレベルシフタIC(TI製)を販売しているところを探したのですが、全然見つからなかったので、ちょっと危険ではありますが、H8基板からLCDモジュールのWriteのみにして直接接続することにしました。

LCDのDB0~7をH8のPH0~7に接続し、RSとE信号はそれぞれPD1とPD2に接続しました。LCDのコントラストは別に変えられなくてもいいやと割り切ってVoをGNDに、R/Wも書き込みしかしないのでやはりGNDに接続しました。

で、問題のVddですが、3.3Vと5V両方入れてみたのですが、5Vの方がやはりくっきりと表示されます。のでH8基板のCN2の39ピンから取りました。

一通り接続も終わり、いろんなサイトのプログラムを参考にさせていただきながら表示用のプログラムも作成していよいよ実行!・・・ですが何にも表示されません。いや、何にも表示されないわけではなく、2行あるLCDの1行目いっぱいに黒四角が表示されたままでした。接続をミスったのか、はたまたタイミングが悪いのか、いろいろ調べて見ましたがいっこうに表示されません。で、ふとRSとE信号の出力に使用しているポートDの使い方に問題があるのでは?と思って調べたところ、まさにその通りでした。

H8SX/1655には動作モードがいくつかあって、電源投入時のMD0~2ピンの状態で決まります。で、ポートDを一般的な入出力ポートとして使用するにはモード7の「シングル・チップ・モード」にしなければダメなんですが、この付録の基板はこのままの状態では、USBでプログラムを書き込むとき以外はモード6で動作するようになっていました。
(もっとちゃんと勉強していけばモード6でもポートDを汎用入出力ポートとして使えるかもしれません)

モード7にするにはプルダウンされているMD0をHIGHにすればいいので、CN4から出ている3.3Vを入れてやって起動したところ、今まで表示されていた黒四角が消えました!
その後、細かい不具合を修正したところ、ついに文字列を表示させることができました!