琉球新報のオフレコ破り2011年12月06日

田中沖縄防衛局前局長がけしからん発言をして更迭されました。
琉球新報の社説を読んでも、田中前局長は人権感覚が欠けているとか書いてますが、私に言わせりゃ、取材ソースとの約束ひとつ守れない新聞社の方が、常識に欠けていると思いますが。

はやぶさの帰還2010年06月17日

13日の夜、はやぶさが地球へ帰ってきました。
私もUSTREAMでオーストラリアからの中継に見入っていました。

7年もの長い時間を掛けてやっと帰ってきたのに、地球に降りることなく燃え尽きてしまうというのを聞いたとき、私は昔読んだ坂口尚さんの「流れ星」というSF短編マンガを思い出しました。

ロケットで遭難した宇宙飛行士の夫とその妻の話なのですが、すごく感動したのを憶えています。細かい内容を忘れていたのでネットで検索して見たのですが、それを見ただけでもまた泣きそうになってしまいました。

興味のある方は是非ご覧になってみてください。

路線維持に最大限配慮を-16道県が要望、だって2010年04月26日

北海道、愛知、福岡など16道県は26日、会社更生手続き中の日本航空による路線廃止が地域経済に大きなダメージを与えかねないとして、同社や国などに対し、路線維持に最大限配慮するよう要望した。
(4月26日19時0分配信 時事通信)

・・・会社更生手続き中の「民間企業」に対して何を言ってんだか。
こんな要望を無理やり飲ませ続けてきたから、今の日航の状況があるって言うのに。「会社が潰れそうなのにまだ生活残業しているバカ社員」て感じですね。

「航空路線の維持を図りながら日航再建を進めてほしい」=「大変なのはわかるけど、でもうち(わが道県)は被害をこうむりたくない。何か別のところでどうにかしてくれ」。何だか今の普天間基地移設問題と同じですね。

16道県の知事さん達は、お願いばっかりではなくて、「航空路線の維持を図りながら日航再建を進め」られるような提案をすべきではないでしょうか。

冷凍ギョーザ事件:中国国内でも中毒2008年08月07日

天洋食品の冷凍ギョーザが日本に輸出される前に回収されたものを食べた複数の中国人が中毒症状を起こし、日本と同じくメタミドホスが検出されたそうで、これで中国内で混入されたのはほぼ間違いないですね。

決定的な証拠が出てきたことで、さすがに中国も国内での混入を認めざるを得ないと思いますが、・・・何ていうのかな、あまりにも「待ってました」というか、「ドラマチック」に「動かぬ証拠」が出てきた感じで、何かしっくりこないんですよね。

回収した製品が一般に出回って消費者の口に入って「二次被害」を起こした、っていうのも「本当かよ」って感じですし。
「どうせ日本で混入されたんだろ、回収した商品は問題ないのにもったいないな」とか考えて流しちゃったんですかね。

日本のマスコミもいっせいに報道していますが、ちょっと気になったのは読売新聞の社説の題名です。

「ギョーザ事件 「混入元」はやっぱり中国だった」

こんな断定的な書き方をしておいて、本文では「・・・中国で混入されたとみて、ほぼ間違いない・・・」と、ちょっとトーンを弱めています。 今回の事件で中国国内での混入はほぼ間違いないでしょうが、まだ真相ははっきりしていないのですから、断定的な物言いはしない方がいいと思いますね。

それに比べて、日本経済新聞は、

「中国はギョーザ事件の真相究明を急げ」

とだけ書いて、今回のことで「お前が悪い」の水掛け論から抜けだして真相究明を急ぐべきと主張しています。

スポーツ誌ならまだしも、天下の読売新聞なのですから、もう少し慎重に書くべきだったと思います。

漁業への燃料費補填2008年07月30日

今朝のニュースで漁業への燃料費補填が取り上げられていて、インタビューされた人達の論調はほとんど、「なぜ漁業だけ?」、「うちの業種も補填してくれ」というものでした。

私もそう考えていた内の一人なのですが、このニュースを見ていて、ふとこの前引退宣言をした野茂投手のことが頭に浮かびました。

野茂さんが最初に大リーグへ行こうとした時には、周りからいろいろとバッシングを浴びせられました。しかし、それでもめげずに大リーグへ挑戦し、見事成功を収めたのでした。

すると、周りは手のひらを返したように「先駆者」とか褒め称え、以降多くの日本人選手が大リーグに行って活躍することとなったのです。

今度の漁業への燃料費補填の話も、どこか通じるところはないでしょうか。

漁業者は「大変だ、大変だ」と言ってるだけでなく、勇気を持って行動(一斉休漁)を起こして燃料費補填を勝ち取った。他の業種はその尻馬に乗って補償策を要求していくだけ。

だからといって、燃料費補填はやはり正しい解決策ではありません。新聞とかでも言われてますが、漁業に関して言えば、コスト高の要因となっている流通の仕組みを変えることがやっぱり先決でしょう。

一斉休漁は、社会的不満に対して余り意思表示をすることの無い(我慢してしまう)日本人にとって、珍しい出来事だと思いました。もっとこういうことが増えていくと、政権交代とかも現実味を帯びてきますね。