BeagleBoardでAndroidを動かす2010年05月25日

早速、BeagleBoardにAndroidを載せる作業を始めました。

BeagleBoard用のAndroidといってもいくつか種類があるようで:
 ・embinux
 ・Oxdroid
 ・Embedded Master(OESF)
私は0xdroidを載せることにしました。ちなみに「0xdroid」の先頭は"オー"ではなく"ゼロ"です。

 0xdroid-http://code.google.com/p/0xdroid/

0xdroidのサイトには「for dummy」というビルド済みのイメージも上がっており、これを使うとあっという間にAndroidが動きます。

使い方は簡単で:

 ・100MB以上のSDカードをVFATでフォーマット
 ・ダウンロードしたイメージ(zip)から解凍してSDにコピー
 ・そのSDカードでBeagleBoardを起動する

起動するとインストーラが実行されて、NANDフラッシュにAndroidがインストールされます。インストール中はDroid君(て言うのかな?)の帽子をかぶったBeagleの画像が表示されますが、インストールが終了すると"OK"と書かれたフキダシが加わります。これが表示されたらBeagleBoardの電源を切り、SDカードを抜いて、再度電源を入れます。そうするとAndroidが起動すると思います。

しかし、BeagleBoardにはEthernetの口が無く、ネットワークに参加するにはUSB-LANを使うのが簡単かつ一般的ですが、用意したUSB-LANアダプタ、I・Oデータの ETX3-US2 を認識してくれませんでした。
(後々考えると、もしかしたらつなぎ方と設定の問題だったのかもしれません)

それに、こんなに簡単に動いても何の勉強にもなりませんので、今度はソースからビルドすることにしました。

...続く(?)