道路特定財源 ― 2008年04月06日
テレビをつけたら討論番組をやっており、国交省による道路特定財源の無駄遣いを取り上げていて、あの話題のミュージカルの映像が流れていました。
その映像の中でミュージカルの役者たちは、「道を作れ!道を作れ!」と叫んでいたのですが、これを見てちょっと違和感を覚えたのです。
このミュージカルって国交省が作ったんですよね。
普通の感覚で考えると、道路を作ったり直してほしい人達がいて、それを国にお願いする。国にはそういうお願いがたくさんやってきていて、全部を聞いているとお金がいくらあっても足りないから、不要と思われるものは却下したり、必要なものは優先順位をつけて順番に作ったり整備していく。
言わば、「道を作れ!」と叫ぶ国民に対して、国交省は本来なら「ダメ」という立場にあるわけで、その国交省が自ら「道を作れ!」というミュージカルを作るなんて、変ですよね。
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