輸入バターに高税率2008年06月04日

最近はどこのスーパーへ行っても、バターが棚に並んで無いことがほとんどですね。あっても「お一人様1個限り」とか。

この原因として牛乳の生産調整を行った農水省の失策が挙げられていますが、そんな中、TBSの報道特集NEXTのサイトに「バター不足の陰で潤う"天下り法人"」という記事が載っていました。

それによると、

「日本では、民間企業が一定量を超えてバターを輸入しようとすると、国内の酪農家保護の目的で29.8%の関税のほか、1kg当たり985円の費用が課せられる。

 つまり、海外での価格が1kg500円のバターを輸入すると、国内では3倍以上の1,634円に跳ね上がる。」(報道特集NEXT)

しかも、「1kg当たり985円のうち国に納められる税金は179円だけで、残りの806円は「農畜産業振興機構」という団体に支払われているというのだ 」(同)そうです。

・・・ったく、みんながバター不足で困ってるってのに、またピンハネかよ。農水省は国内メーカーに増産をお願いしているだけで、自分達はちっとも失策の責任を取りゃしない。そんな余計な関税なんか今すぐ無くせ。29.8%の関税だけで十分じゃねえか。

どこまで官僚ってのは「クズ」なのかねぇ。