ミャンマーと中国での災害について2008年05月15日

ニュースなどで連日報道されている通り、ミャンマーのサイクロン被害や中国四川省の大地震で多数の被害者が出ており、両政府当局の対応の遅れもあって、その数は日を追うごとに膨れ上がってきています。

別に自慢するわけではないのですが、私も普通ならこういう時にはイーバンクやUNICEFなどを通じて災害救助や復興支援のための募金をしています。
ただ、今回の場合はちょっと勝手が違って、どちらの国の政府も「物はくれ、人は要らん」という態度で、本当に被災者のことを考えて行動しているとは思えません。

ミャンマーでは援助物資の横流し疑惑も上がっているし、中国では当局が被災者を助ける「感動的」な場面を国内外に発信するように、との通達が出ているようです。

被災者の方々は(本当に)大変だとは思いますが、私はこういった状況では募金できません。私と同じ考え方の方も少なくないのではないでしょうか。

また、一連の聖火リレーの騒動で、各国のチベット支援者の人達に暴力を振るったりしてきた在外中国人の人達は、その各国から集まってくる人的・物的支援を目の前にして、何を考えるのでしょうか。